ビジネスモデル話、最終話。
成熟期に達すると、ビジネスは安定しますが稼ぐ力が弱くなります。
競合も増えている中で、マーケット全体の成長速度も鈍るので成長カーブは緩くなります。
このまま長い時間、成熟期であればよいですが、いずれ衰退期が訪れます。
どんなビジネスでも必ずあるもの=それが衰退期です。
衰退期が無いビジネスは原則的にはありません。
でも、続いているビジネスだってあるじゃない!
その通り。
ただ、一部違うんです。
成熟期の後半から、ビジネスがモデルチェンジをしているんです。
つまり、成熟期の後半に差し掛かり、そのビジネスの形をちょっと変えたり、切り口を変えたり、価格を変えたり、高級路線に行ったり・・・・等。
それでそれぞれの新ビジネスモデルで、また導入期~のサイクルが繰り返されます。
ただ、前のビジネスで基礎が出来ているので、導入期の苦戦はそれほどではありません。
例えば、そうですね、ファミレスで考えてみましょう。
一時期、ファミレスは急成長を遂げた時期がありました。
デニーズやすかいらーく等が郊外にドンドンと進出し、類似のファミレスもドンドン参入していました。
ドンドン参入が相次ぎ、飽和状態になりましたね。
成熟期を迎えて、成長が鈍り始めました。
ここで、新業態が出てきた訳です。
例えば、低価格で誕生したのは「ガスト」
高級路線では「サンマルク」
等。
ガストが出ると、真似をするファミレスが相次ぎます。
・サラダバー、ドリンクバー
・従業員を呼ぶ「ピンポーン」
・予め、ナイフやフォークをセット
・水やおてふきは自分で取りに行く
等などのサービスは当時は活気的でした。
が、今はどうでしょう?
ほとんどスタンダード。
その結果、デニーズやすかいらーくの価格帯ゾーンが衰退期となり、ドンドン姿を消した訳です。
すかいらーくは、店舗のほとんどガストにシフトしたように、この業態がビジネスモデルとして生き残りました。
ただ、昨今はこのゾーンも成熟期後半を迎えつつあるような気がします。
すると、新しい業態が生まれてくる訳です。
今は特徴が無いと厳しい時代になってきましたので、例えばステーキハウス「ケン」等の業態が元気です。
このように一見同じビジネスに見えるものでも、特徴等が変わって推移しています。
ですので、成熟期に達しているなと感じたら、次の成長カーブに乗れそうな業態にシフトもしくは開発して行けば良いということです。
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