震災発生から10日が経過しました。
次々に明らかになっていく被害の大きさに改めて津波の脅威を感じました。
福島の原発問題もなかなか状況が改善せず毎日のニュースに目が離せません。
そんな状況下ですので、娯楽・レジャー関係が大打撃を受けています。
今日の日経新聞にも『「不要不急」の消費急減』のタイトルで
・千葉県のゴルフ場で18日までにほとんどキャンセル
・埼玉県のゴルフ場で19日の予約の9割キャンセル
・京都府北部の嵯峨野観光鉄道では11日からの1週間で11000人がキャンセル
・松山道後温泉の某旅館では18日時点で7月までの予約の内団体客を中心に100件以上キャンセル
・京王プラザホテルは震災前に比べて稼働率が30ポイント減
・ニューオータニは3月の宿泊予約の3分の1がキャンセル
等。
都内の百貨店や居酒屋もかなり厳しい状況です。
要因としては①物理的要因と②心理的要因が重なり合っています。
①物理的要因として、ガソリンが不足、計画停電の影響による電力不足、交通機関のマヒ等があります。
当然、ゴルフや旅行は遠方に行くので、移動手段である車や電車が限られてきていることは物理的に行くことが出来ない大きな要因の一つになります。
また計画停電の影響で、営業自体がままならないということもあります。
停電すると、例えば旅館では暖房関係など空調がきかない、エレベーターが動かない、料理が提供できない、風呂が真っ暗、部屋が真っ暗・・・・等
とても旅行を楽しめる雰囲気になりません。
しかも毎日時間が変わると旅館側も手の打ちようが無いというのが現状です。
②心理的要因としては、震災を配慮しての自粛、余震等に対する不安、将来的な生活の不安等があります。
実際私も震災を配慮して全ての飲み等をキャンセルしました。
とても行くような雰囲気ではないし、計画停電もあって帰れなくなったら困ると考えてしまいます。
このような心理の方が多いと思いますが、あまり外に出なくなっており経済自体が委縮気味です。
そうなると、仕事面での不安も募り、今後の生活は大丈夫だろうか等と不安になりますのでより消費を控えるようになると思います。
これらの①と②の要因が絡み合って、大量のキャンセルが発生していると言えます。
今後、レジャーや娯楽の需要が戻るのか、いつ戻るのかは誰も分かりません。
個人的には、原発の問題が落ち着き、ガソリンを始めとした物資が安定し、被災者の方の生活が保障されつつあるなと分かってこないと難しいと思います。
それが、5月なのか、8月なのか、来年なのか・・・は分かりません。
ただ、だからと言って悲観ばかりしていても先に進みません。
こんな時ですが、こんな時だからこそやれることもあります。
悲観すると何も手がつけられなくなり、何も進みません。
でもいつか必ず需要は戻ります。
その需要が戻った時に、より強固な体制で臨むことが出来るかどうかが、「その後」を左右します。
例えば、今まで忙しくて手がつけられなかった顧客情報の整理を徹底的にやる、ホームページを一から分析しなおす、従業員の体制を見直しより少人数で回せるオペレーションを開発する、徹底的に社員教育を行う、従業員みんなで部屋を直す・・・等々。
今やるべきこと、やれるべきことは山ほどあります。
「全てのピンチはチャンスである」








